設立趣意書

日本ロールシャッハ学会設立趣意書

 この度「日本ロールシャッハ学会」(Japanese Society for the Rorschach and Projective Methods)を設立し、わが国におけるロールシャッハ法の発展を期したく、設立の趣意を述べ、入会のご案内を申し上げます。

 ロールシャッハ法は、1930年に、内田勇三郎氏によって「教育心理研究」誌上に紹介され、以後、わが国の臨床心理学の査定法として広く用いられて参りました。現在でも心理臨床家にとって馴染み深い技法の一つと申せましょう。この技法の普及と研究に関しては、1958年に片口安史氏を代表とする東京ロールシャッハ研究会編による『ロールシャッハ研究』(Rorschachiana Japonica)が刊行され(1975年まで)、その後も引き続き現在にいたるまで37年の歴史を刻んで参りました。

 ロールシャッハ学会の設立は、数年前より計画されておりましたが、1995年12月「ロールシャッハシンポジウム'95」が名古屋で開催されました折『ロールシャッハ研究』誌拡大編集委員会の席上で、「日本ロールシャッハ学会」の設立が改めて検討され、承認されるにいたりました。ロールシャッハ法のさまざまな技法を学び、普及し、研究を充実させ、臨床上の諸問題に一層寄与して参りたいと思います。また国際ロールシャッハ会議への参加が、諸外国では学会単位で参画しているのに対しわが国では個人レベルでしか参加していない現状で、対外的な立ち遅れも否めず、一層の前進を願っております。

 ここに「日本ロールシャッハ学会」の設立を準備し、1997年金沢で開催予定の「ロールシャッハシンポジウム'97」に代えて第1回設立総会を行い、それに引き続いて第1回大会を発足する所存です。事業内容としては、従来の「ロールシャッハ研究」を学会機関誌とし、毎年研修会、研究発表、総会を開催したいと考えております。すでにロールシャッハ法、その他の投影法にかかわってこられた方、またこれから心理臨床の場でこれらの技法にかかわろうとされる方々が広く本学会に参加されることを期待いたします。ふるってご参加ください。

1996年9月1日
「日本ロールシャッハ学会」設立発起人一同


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